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川崎市三冠
神奈川県川崎市のアパート・マン ション大規模修繕専門店

【川崎市】マンション大規模修繕、2回目・3回目に必要な資金と工事内容の違いを比較

マンションにお住まいの方や管理組合の担当者の中には、「そろそろ2回目の大規模修繕が必要だけれど、費用はどれくらいかかるのだろう」「3回目の修繕はさらに高額になるのでは?」と不安を抱えている方も多いのではないでしょうか。

1回目の修繕とは異なり、2回目・3回目になると工事の範囲が広がり、劣化も進んでいるため、必要な資金も増加する傾向にあります。

この記事では、2回目・3回目の大規模修繕における「費用相場」や「工事内容の違い」、さらに「費用を抑えるための準備方法」までを徹底解説します。信頼できるデータや実例をもとに、管理組合や住民の方々が納得できる修繕計画を立てるための情報をお届けします。

 

※マンション大規模修繕の費用相場について、国土交通省の調査をもとに解説している『【川崎市】マンション大規模修繕の費用相場とは?国土交通省の調査で徹底解説』をご覧ください。

 

【大規模修繕】2回目と3回目の費用相場の違い

【大規模修繕】2回目と3回目の費用相場の違い

「2回目や3回目の大規模修繕になると、費用はどれくらいかかるのだろう」と心配される方も多いと思います。回数を重ねるごとに工事内容が複雑化し、費用が高くなるといったイメージを持つ方も少なくありません。

実際、国土交通省の「令和3年度マンション大規模修繕工事に関する実態調査」によると、戸数あたりの費用には一見大きな差はないように見えますが、床面積あたりの費用では2回目・3回目の方が上昇しており、工事の密度や難易度が高くなっていることが読み取れます。つまり、「同じ戸数でも、より高機能で複雑な工事が求められる」というのが2回目・3回目の大規模修繕の特徴なのです。

ここでは、2回目と3回目の費用相場を比較しながら、なぜ費用が増えるのか、どのような工事項目が増えていくのかを詳しく見ていきましょう。

 

2回目の修繕費用の目安と内訳

2回目の大規模修繕は、築25年〜30年程度を目安に実施されるケースが多く、1回目に比べて建物の劣化が進行しているため、より本格的な修繕が必要になります。費用の目安としては、1戸あたり80万円〜110万円前後が相場で、床面積ベースでは1.3万円〜1.5万円/㎡程度とされています(※国土交通省「令和3年度調査」より)。

2回目の修繕では、外壁の補修や塗装、防水の再施工など1回目と同様の内容に加えて、給排水管や電気設備などのインフラの点検・更新が含まれることが多くなります。これにより、工事の手間や資材費が増加し、費用が上がる要因となります。

また、1回目の修繕では対応しきれなかった箇所、あるいは当時は問題視されていなかった新たな課題(バリアフリー対応や省エネ対策など)にも着手するため、予算計画を慎重に立てることが求められます。

さらに、最近では資材価格や人件費の高騰が進んでいるため、以前と同じ内容の工事であっても、見積額が10%〜20%増えるケースもあります。こうしたコストの変動を見越し、余裕をもった修繕積立金の準備が不可欠です。

 

3回目の修繕費用の目安と内訳

3回目の大規模修繕は、築40年〜45年を迎えるタイミングで行われることが一般的です。この時期になると、建物や設備の多くが耐用年数を超えており、単なる補修ではなく本格的な更新・改修工事が必要となります。そのため、費用も大きくなり、1戸あたり100万円〜130万円程度、床面積あたりでは1.9万円/㎡前後が相場となっています(国土交通省「令和3年度調査」より)。

この段階では、外壁や屋上防水の再施工に加え、給排水管の全面更新、電気設備・通信設備の入れ替え、エレベーターの更新、耐震補強など、建物の安全性や機能性を根本から見直す工事が中心となります。

また、築年数が進むことで建築基準法の改正や技術の進歩に対応する必要が生じ、バリアフリー化や省エネ対策といった追加工事も発生しやすくなります。これらは任意対応とはいえ、将来的な住みやすさや資産価値維持の観点から、多くの管理組合が導入を検討しています。

結果として、工事項目が増えるだけでなく、各工事の単価自体も高くなるため、2回目と比較しても20%前後の増額となるケースが多く見られます。

 

費用を抑えるための管理組合の工夫

2回目・3回目の大規模修繕では、工事の規模や内容が拡大するため、費用の負担も大きくなります。そこで、管理組合としては少しでもコストを抑えるために、いくつかの工夫を行うことが重要です。

まず基本となるのが、複数の施工会社から相見積もりを取ることです。同じ条件でも、会社ごとに見積金額や工事範囲に差が出るため、費用の妥当性を見極める上で不可欠です。加えて、価格だけでなく、工事実績や過去の評判なども総合的に評価することで、コストパフォーマンスの高い選定が可能になります。

次に、工事の時期を調整するという方法も有効です。繁忙期(春・秋)を避けて、比較的閑散とする時期(夏・冬)に工事を行うことで、値引き交渉がしやすくなるケースがあります。さらに、長期修繕計画に基づいた段階的な実施(工事項目を分割する)なども、資金的な負担を軽減する方法のひとつです。

また、設計監理方式(コンサルタント方式)を採用することで、工事内容が不透明になるのを防ぎ、適正価格での発注を実現しやすくなります。専門家の立場から施工会社を管理してもらうことで、無駄な工事や過剰見積もりを避けることができます。

これらの工夫を取り入れることで、品質を保ちつつも無理のない費用で修繕を行うことが可能になります。

 

準備不足で失敗する前に知っておくべきこと

準備不足で失敗する前に知っておくべきこと

2回目・3回目の大規模修繕工事では、想定以上のトラブルや予算オーバーといった失敗が発生しやすくなります。その背景には、工事の複雑化に加え、管理組合側の「準備不足」が大きく影響しています。

修繕費用の増加に対して積立金が足りない、住民間での合意形成が進まない、信頼できる施工業者を見つけられない――こうした課題は、事前の計画と対策が不十分なことで表面化しやすくなります。

 

修繕積立金のシミュレーションと増額の判断

大規模修繕に必要な費用をまかなうには、長年にわたって積み立ててきた「修繕積立金」が重要な資金源となります。しかし2回目・3回目の修繕では、予想以上に費用がかさむケースも多く、現状の積立金では不足する可能性があります。

そこで活用したいのが、「修繕積立金のシミュレーション」です。これは、専門の建築コンサルタントや管理会社が提供しており、今後の修繕計画と費用予測に基づき、必要な積立金額を試算するものです。現状の積立水準でどこまで対応できるか、将来的にいくら不足するかを可視化することで、増額のタイミングや金額の判断がしやすくなります。

万が一、積立金が不足する場合には、一時金の徴収や修繕資金の借入といった選択肢もあります。ただし、どちらも住民の合意形成が不可欠であり、手続きや返済計画についての透明性が求められます。

そのため、2回目・3回目の修繕時期が近づく前に、必ず資金の見直しを行い、必要であれば段階的な積立金の増額を検討することが、無理のない修繕計画への第一歩となります。

 

管理組合の失敗事例

大規模修繕では、準備不足や判断ミスによってさまざまなトラブルが発生することがあります。特に2回目・3回目の修繕では工事範囲も広がり、意思決定の難易度が上がるため、過去の失敗事例を学ぶことが非常に重要です。

よくある失敗のひとつが、予算オーバーによる追加負担です。たとえば、資材費の高騰や工事中の追加項目により、当初の予算を超えてしまい、急遽住民から一時金を徴収せざるを得なくなったケースがあります。こうした事態は、十分な見積もりの精査や予備費の設定がなされていなかったことが原因です。

また、住民間の合意形成が不十分だったことから、工事内容や業者選定を巡って意見が割れ、計画が何年も停滞してしまったという事例もあります。特に高額な工事であるため、住民同士の信頼関係や丁寧な情報共有が欠かせません。

さらに、施工業者の選定ミスによるトラブルも見逃せません。実績や資格の確認を怠った結果、工事の質が低かったり、施工後すぐに不具合が発覚したというケースも報告されています。

 

信頼できる施工会社・専門家の見極め方

2回目・3回目の大規模修繕では工事の難易度が高くなるため、施工会社や専門家の選定が成功の成否を左右するといっても過言ではありません。適切な業者を選ぶことで、費用の妥当性や工事の品質、安全管理まで大きく差が出ます。

まず注目すべきは、過去の実績と経験年数です。同規模・同種のマンションでの修繕実績が豊富な会社は、工事の段取りや住民対応にも慣れており、トラブルが少ない傾向にあります。施工事例の写真や資料、現場見学の対応などが丁寧かどうかも、信頼性の判断材料となります。

次に、第三者評価制度や認定資格の有無もポイントです。国土交通省の「マンション修繕施工技術者」や、建築士会・管理業協会が発行する認定資格を持つ会社は、技術水準やコンプライアンス意識が高い傾向があります。

また、事前説明や見積書の内容が明確かどうかも重要です。不明瞭な項目が多い見積書や、説明を曖昧にする業者は後々トラブルになるリスクが高いため注意が必要です。説明会などでの対応力や住民への配慮も、選定の大きな判断材料となります。

最後に、可能であれば設計監理方式(コンサルタント方式)を活用し、第三者に監理を委託することで、公平な立場から施工の質や工事の進行をチェックする体制を整えることも推奨されます。

信頼できるパートナーを見極めることが、トラブルのない工事と資産価値の維持に直結します。

 

2回目・3回目の大規模修繕はなぜ必要?

2回目・3回目の大規模修繕はなぜ必要?

マンションの大規模修繕は、単なる美観の維持ではなく、建物の安全性や資産価値を守るために欠かせないものです。特に2回目・3回目となると、築年数も進み、目に見えない部分の劣化や設備の老朽化が深刻化しているケースが少なくありません。1回目の修繕で対応しきれなかった部分も含めて、より広範囲かつ精密な修繕が求められるようになります。

また、長寿命化への意識の高まりや、法制度・建築基準の変化に伴い、2回目以降の修繕では安全基準の見直しやバリアフリー対応、エレベーターなどの設備更新といった要素が加わることもあります。これらの要因が重なり、2回目・3回目の大規模修繕は「必要不可欠」な対応として、多くのマンションで実施されているのです。

 

大規模修繕のタイミングと築年数の関係

マンションの大規模修繕は、一般的に「築12〜15年ごと」に実施されることが多く、これは建物の劣化スピードと、資金計画の両面を考慮した合理的な目安です。1回目の修繕は築12〜15年目に、2回目は築25〜30年目、3回目は築40〜45年目を目安に行われるのが一般的です。

初回の修繕では外壁の塗装や屋上の防水など、比較的軽度な改修が中心ですが、2回目・3回目になると建物内部の劣化が進み、設備の更新や構造部の補修といった大掛かりな工事が必要になります。また、築年数が進むと耐震性の再評価やバリアフリーへの対応が求められることもあり、修繕内容はより複雑化します。

このように、修繕のタイミングは築年数だけでなく、建物の使用状況や過去の修繕履歴にも左右されます。そのため、定期的な劣化診断と、現実的な長期修繕計画の見直しが不可欠です。

 

修繕対象となる代表的な部位とその劣化内容

マンションの大規模修繕で対象となる主な部位は、建物の外観だけでなく、居住者の生活を支える設備にも広がります。1回目では外壁のひび割れ補修や屋上防水の再施工、鉄部の塗装などが中心ですが、2回目以降では、こうした基本的な外装工事に加えて、建物内部のインフラ整備も重要になります。

たとえば、給排水管の劣化や腐食、共用部の照明やインターホン設備の老朽化、エレベーターの安全基準への対応などが代表的な修繕対象です。また、バルコニーの手すりや外構の劣化も見過ごせません。これらは経年劣化によって性能が落ち、放置すれば漏水や故障といったトラブルの原因になります。

特に3回目の修繕になると、築40年を超えて配管設備が耐用年数を迎えるため、更新工事が本格的に必要となります。こうした修繕内容の違いを正しく理解しておくことが、適切な費用見積もりと工事範囲の判断に直結します。

 

長期修繕計画における見直しの必要性

多くのマンションでは、管理組合が「長期修繕計画書」を策定し、10年~30年先を見据えた修繕スケジュールと資金計画を立てています。しかし、建物の劣化は必ずしも計画通りには進みません。特に2回目・3回目の修繕時期に差し掛かると、築年数や使用環境、過去の工事内容により、当初の想定と実際の劣化状況にズレが生じることがよくあります。

また、資材費の高騰や人件費の上昇といった社会的な変動も、当初の計画を大きく狂わせる要因になります。そのため、定期的に長期修繕計画を見直し、現状の建物状況や費用相場に即した内容にアップデートすることが非常に重要です。

具体的には、建築士など専門家による劣化診断を数年おきに実施し、その結果をもとに修繕時期・工事内容・予算の再設定を行うことが推奨されます。こうした見直しを怠ると、突然の修繕や費用不足に見舞われるリスクが高まります。

 

まとめ~川崎市のマンションの大規模修繕なら

本記事では、マンションの2回目・3回目の大規模修繕について、費用相場や工事内容の違い、そして管理組合としての備え方まで詳しくお伝えしました。

2回目・3回目の修繕は、1回目とは比べものにならないほど工事範囲や費用が拡大する可能性があり、建物の老朽化や法改正に応じた対応が求められます。しかし、しっかりとした資金計画と事前準備を行い、信頼できる業者・専門家と連携をとることで、住民にとって安心できる修繕が実現できます。

大規模修繕はマンションの未来を左右する重要なタイミングです。ぜひ本記事の内容を参考に、無理のない、そして納得のいく修繕計画を立てていただければと思います。

マンションの大規模修繕工事のことなら、神奈川県川崎市の地元に20年以上密着し、4,000件超の豊富な実績を持っている大規模修繕専門店『アパマン修繕プロ』にご相談ください。

まずは、『大規模修繕・マンション修繕&防水工事専門店ショールーム』にお気軽にお越しください。

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